ゆるりらと、風に揺れる柳のように

流れるまま英国へ...。僕の心に漂う何かを綴る。

独身賛歌

 

一独り身の男子としては、先輩方の独り身人生が気になることもそうだし、こちらの国の独り身生活も気になるのだ。

 

スコットランドに住んでいた僕の友達・ジェームズは、イングランドに住む友達に引っ越したいと相談…(仕事はお休み中です。)

そして、教えてもらったのがスコットランドに近い北イングランドの町というか村だ。

 

ジェームズはインターネットで家を探して引っ越し…

ここまでは、日本でもありそうかな。

 

 

そしたら、引っ越し後の歓迎会のようなコーヒー会を町が教会で執り行う。

そこで、ジェームズは同じく酒を飲まない・近い年齢のサイモンと知り合い、一通りのことは自分でやりつつ…時には家を行き来し助け合う、そんな生活を送っている。

 

 

小さな村だから、平日の教会は人がいない時間の方が多い。けど昨日の土曜日、結婚式で使われていたり。

町主催のイベントで使われたり、歓迎会のような催しがあったりと、宗教と文字で表すよりも、町に溶け込んでいるようなそんな感覚でした。

 

町主催での歓迎会を含む、既存住人と知り合うということに正直イメージが湧かないのだけれど…

教会の使い方や歓迎会など、人と人とが町と繋がりやすくなっていて、純粋に良いなーと思った次第。

 

 

結婚式の男性の参列者が、紺色のセットアップに水色のダブルのベスト、赤いネクタイで髪はもちろんキメていたり…

スコットランドに近いからか、明るい緑のチェック柄のズボンを履いていたり…と、少し町の様子を覗けて凄く新鮮。

 

ジェームズは毎日手作り料理を堪能しつつ、日課の散歩に汗をかく。

方やサイモンは、築500年の暖炉に増築をした家に犬と暮らし、旅に出てカヌーに乗るなどアクティブな一方で、庭をいじるそんな毎日。

「隣の家の出窓は古く見えるけど、まぁ築100年かな…?」など、古いものを大切にしつつ、自分の時間を大切にしている姿にイギリスの良さを改めて感じました。

 

 

とりあえず、独り身でもなんとかなりそう。

けど、人伝てと車は必須。そして、お金。

人脈を広げることにも手を付けつつ、早く車が自動運転の時代になってほしい(笑)